3月25日(火)
【アゴーラ紙二十二日、ジアーリオ・デ・サンパウロ紙二十三日】ウイルス性結膜炎がブラジル南部と南東部でまん延しており、感染者はすでに七万人に達している。
サンタ・カタリーナ州大フロリアノポリス圏とジョインヴィーレ市では最も感染件数が多く、すでに二万三千件に達している。同州十七カ所の刑務所で、ほとんどの受刑者たちが結膜炎に感染。リオ・グランデ・ド・スル州保健局によると、二十一日までに六千八百人が感染したという。
サンパウロ州保健局は今年、結膜炎感染を約八千件記録したと発表。特に海岸地方での感染がひどい。パスコア連休で同地方へ旅行する市民が結膜炎にかかる可能性があると保健局は懸念。「感染者との握手などによる直接感染や、感染者が触ったドアのノブ、電話、パソコンのマウス、コップ、食器類などを触った指で目の辺りをかくという間接感染に注意」と呼びかけている。