3月28日(金)
【アゴーラ紙二十四日】サンパウロ国立医科大学(UNIFESP)のマルセロ・ライヘル教授が二十三日、女性だけと思われている静脈瘤(バリーゼ)が男性にも十五人に一人の割りで起こると発表した。
静脈瘤は、血管が拡大歪曲し本来の機能を停止して血行を妨げる病気。女性の五人に一人が罹患するという。遺伝的体質もある。これまで血塞の合併症のように思われたが、皮膚の近辺ばかりとは限らず、体内で起きるときは危険という。
女性の場合は、妊娠によるホルモン分泌の異常からくるとされた。男性の場合は、長時間停止状態で勤務したり、肥満と運動不足が原因となりやすい。
対策は運動と肥満防止。自動車の発達により、歩行が減少して心臓弁膜に異常を来して起きる炎症なのだ。最悪は、機能停止した血管の切除手術となる。