バールでスープなどをメニューに掲げる店が目立つようになり、道行く人の装いも季節の変わり目を感じさせる。
最近めっきり涼しくなった。日本ならば熱燗か焼酎の湯割りなどを仕事帰りにひっかけたいところだが、ブラジルではビール一辺倒の感が強い。
勿論、フェスタ・ジュニーナなどで楽しむヴィーニョ・ケンテ、砂糖やショウガが入ったケントンなどもあるが、ちと趣が違う。合う料理が限定されるのがその理由かも知れない。 自然、家で楽しむ酒が多くなる。湯割りで飲んでいたウイスキーや先月開かれた沖縄物産展で購入した泡盛も底をついた。
そこでピンガを湯で割ってみると、少々甘い気もするが悪くない。レモン、梅干し、ウーロン茶と手を変え品を変え、この冬を乗り切ろうと思う。 (剛)
03/03/28