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サンパウロ州判事暗殺 首謀者の名浮かぶ=犯罪組織PCCの関与濃厚

3月29日(土)

 【既報関連=アゴーラ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】サンパウロ州プレジデンテ・プルデンテ市のアントニオ・J・M・ジアス判事(四七)殺害事件で、警察は「犯罪組織PCC(首都第一コマンド)の密売者らが犯人だった」とし、容疑者の名前や通称を発表した。
 捜査では、PCCの首領格である通称マルコーラことマルコス・W・H・カマッショ受刑者が首謀者だと指摘している。
 暗殺を実行した容疑者の一人はフェルージェンと呼ばれる男で、二〇〇〇年、サンパウロ州警察とリオデジャネイロ州警察の共同捜査によって大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポ市で逮捕されたが、現在は逃走中。殺人三回、強盗三回、麻薬密売の容疑で指名手配されていた。目撃者は、警察所持のフェルージェンの写真を見て犯人だと確認した。
 もう一人はフンシャルという黒人の男。まだ身元が確認されていない。
 二十七日までに逮捕されたのは、フィーアことロザンジェラ・A・レンドラマージ容疑者と通称ジョニー容疑者。ロザンジェラ容疑者はPCCの会計係とされ、マルコーラと犯行者の間で伝言役として働いたという。
 ジョニー容疑者は、犯行時に使われたフィアット・ウノ車をサンパウロ市で購入し、偽のプレートナンバーをつけた。同容疑者がフェルージェンやフンシャル、もう一人の犯人、マルコーラを告発した。同車の販売人も不審な行動をとり、警察の捜査を受けている。
 犯行動機は、(1)ジアス判事管轄の刑務所でのPCC幹部に対する対応の厳しさへの復讐、(2)プレジデンテ・ベルナルデス市の最新防備刑務所内で起きたPCC関係受刑者二人の自殺を他殺と疑い復讐、などの可能性が高いという。

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