ベイラ＝マール移送＝とりあえずアラゴアス州へ

3月29日（土）

　【エスタード･デ･サンパウロ紙二十八日】サンパウロ州内陸部プレジデンテ・ベルナルデス市の最新防備刑務所に拘留されていた麻薬密売人、ルイース・フェルナンド・ダ・コスタ（通称フェルナンジーニョ・ベイラ＝マール）が二十七日、連邦警察の特別警護部隊によってアラゴアス州マセオ市の連邦警察拘置所特別房に移送された。
　ベイラ＝マールはそこで一カ月間拘禁された後、再犯の危険性が極めて高い囚人を全国から収容するピアウイ州テレジナ刑務所に移される。
　移送は同日午前八時前、極秘裏に始まり、午後も半ばになって初めて移送先が
公表された。ロナウド・レサ・アラゴアス州知事は「受け入れを望まなかったが、国に貢献する決断をした」と話し、同州が政府から五千万レアルを受け取るという情報は否定した。