4月1日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】二十八日、全国各地で米国の対イラク戦争への反戦デモ運動が行われた。
サンパウロ市東部では、白い服を着た幼稚園児や一年生から四年生の子供たちが、白い風船を持ってデモ行進した。「戦争なんてばかみたい。関係ない人まで死ぬなんて、可哀想だわ」と、九歳の少女は抗議した。
ブラジリアでは、大学生たちが首都カテドラルの前で十字架を建て、キャンドルを灯した(写真)。
ポルト・アレグレ市中心街では、学生三千人がデモ行進し、マクドナルド前に集合した。夜間は社会人や学生、労働組合などが反戦デモに参加した。
リオデジャネイロ州では、米国総領事館前で約百人の公立校生徒が「戦争反対」と訴えた。