4月3日(木)
【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙二日】ブラジル空軍(FAB)の練習機二機が一日午後、サンパウロ市から二百三十八キロ離れたサンカルロス地方に三十分の間隔を開けて次々と墜落した。搭乗員の士官二人が死亡、二人が軽傷を負った。
午後二時ごろ、「シャヴァンテ」一機がボア・エスペランサ・ド・スル市、ペドラ・ブランカ地区の農場に墜落。機長と飛行機関士はパラシュートで脱出した後、病院に運ばれた。
午後二時半ごろ、練習飛行中だった空軍士官学校所属の「トゥカーノ」一機が、サンカルロス近郊のイバテ市のサトウキビ畑に墜落。搭乗中の中尉と士官候補生が即死した。目撃者によると、墜落時に同機は炎に包まれていたという。
空軍司令部は、墜落事故は遺憾で、二機の墜落原因は現在調査中と公式声明を出した。