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東西南北

4月4日(金)

 一日午後八時から二日午前三時までの七時間に、大サンパウロ市圏で少なくとも十五人が殺害された。カラピクイーバ市のバールで一日、店主と顧客二人がカービン銃で射殺された。タボアン・ダ・セーラ市では二日、自宅前で話していた友人三人が殺害された。サンパウロ市北部でも殺人事件が発生した。
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 三十日に麻薬中毒の息子を射殺した父親(六八)が一日夜、サンパウロ市北部ジャサナン区第七十三警察署から仮釈放された。警察署側は、裁判所から仮釈放命令が出た理由として、「命令を下した判事が、同容疑者の犯行を正当防衛だったと見なしたからではないか」と説明。父親は犯行を認め、「口論でかっとなり、拳銃で息子の胸を撃った」と供述した。当時自宅にいた同容疑者の妻、ソフィアさんも、「夫は正当防衛だった」としている。
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 教育省の専門家六人が三十一日、東チモールに出発した。東チモールは九九年に独立し、ポルトガル語とテトゥン語を公用語とする。専門家たちは教育基本法と初等中等教育のカリキュラムの策定に協力し、公立校向けの教材の検討、教師の育成と質の向上に取り組む。専門家たちは首都ジリに六カ月滞在する予定。
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 パーキンソン病用の薬がサンパウロ州のディスコで乱用されている。『エクスタシー』などの麻薬に比べ、価格が二百分の一と安く、処方箋があれば薬局で手に入るため、乱用者の多くは麻薬代わりに同薬を使う。同薬は使用者の半分以上を依存症に陥らせる。その上、過剰な使用は錯乱や幻覚をもたらすが、副作用を自覚している人は少ない。全ブラジル人の約一%が一度以上、同薬を経験済みという。