4月4日(金)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】リオ・グランデ・ド・スル州のペロッタス連邦総合大学の調査グループはこのほど、若者の喫煙と就職に深いつながりがあると発表した。調査によれば、働く若者たちは、ニコチン中毒になりやすいという。
若者にとってタバコを吸うことは「大人」のシンボル。タバコを吸うことで成熟した大人に成りきり、学費を支払うための仕事の厳しさに応じようとしている。ちなみに世界中の喫煙者三億人が若者たちだという。
同グループによると、仕事を持つ若者の喫煙率が一四・九%なのに対し、働かない若者の喫煙率は四%だった。通学せず、働いているだけの七歳以上の子供の間での喫煙率は四三・四%だが、通学せず仕事もしない同年代の子供の喫煙率は九・六%に止まった。
この調査は一九九七年に始まり、南部の州に住む六歳から十七歳の若者たち四千九百二十四人を対象とした。当時、四百七十六人が働いていた。