風邪ワクチン国産化へ

4月9日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】流行性感冒用ワクチン製造工場の建設をルーラ大統領とアルキミンサンパウロ州知事が七日に公認したことによって、ブラジルは数年以内に同ワクチンを国産化できるようになる。現在、ブラジルは主に高齢者への同ワクチン接種のために、フランスのアヴァンチ研究所から年間約千七百万回分のワクチンを輸入している。また、〇六年末までにワクチンや薬剤製造に必要な血液成分を国産化することも計画されている。