4月10日(木)
【フォーリャ・オンライン九日】九日未明、リオデジャネイロ市は再び麻薬組織のテロに巻き込まれた。少なくともバス四台が焼失し、三人が死亡している。
同市西部ヴィラ・ケネディ区のブラジル通りでは、焼失した車の中から黒こげ死体が発見された。またバス一台も焼失している。
同日午前四時三十分ごろ、北部カンピーニョス区エルナーニ・カルドーゾ街で、第九大隊の軍警官二人が麻薬密売人六人に襲われた。二人は多くの銃弾を浴びて死亡した。
ボッタ・フォーゴ区のショッピングセンター『リオ=スル』に、手榴弾が投じられた。ガラスが割れ、付近を走行中のヴァン車も破壊された。犯人はタクシーの中にいたという。
西部サンタクルス区では、大学やショッピング、軽食店で発砲事件があった。また北部と西部をつなぐリーニャ・アマレーラ高速道路でも警察と麻薬密売人が撃ち合いとなり、六時間ほど通行止めとなった。