4月10日(木)
【アゴーラ紙八日】六日夜、大サンパウロ市圏でシャシーナ(大量虐殺事件)が二件発生し、計六人が死亡している。
グアルーリョス市ジャルジン・トランクイリダーデ区で午後十時ごろ、十九歳から二十二歳の男性三人が、ゴル車の犯人に射殺された。被害者の一人ロドリーゴ・F・サントスさんは、アルマンド・マットス同市会議員の甥だった。目撃者によると、犯人の一人は警官のスパイとして働いている男だという。
マウアー市コンテイネレス貧民街で午後十時ごろ、男二人がバラック住宅に侵入し、中にいた母親(五六)と息子(一八)、甥(三六)の三人を射殺した。もう一人の息子はベッドの下に隠れ、頭部や胸部、腕などを撃たれたが生き残った。孫二人(三カ月と二歳)は無傷だった。