4月10日(木)
ブラジル日本会議(上野アントニオ会長、小森広理事長)は、四月十三日午後二時から、赤間学院(Drアルチーノ・アランテス街一〇九八)でポ語講演会「日系人のルーツ」―第一回皇居清掃団に参加して―(講師・小原彰少将)を開催する。特に若い層の聴講を歓迎している。
小原氏は、八六年日本政府に招待され訪日、〇一年皇居清掃奉仕団に団長として参加、そのさい、皇室にふれ、敬愛の年が強い。日本人の子孫であることを強く自覚している。国というものの在り方、日本の皇室の始まり、日本の伝統文化、に深い関心があり、今回、所信を語るという。
私生活では、娘三人のうち、三女が非日系人と結婚したが、婿が日本にことのほか、関心を持っていることに満足をおぼえている。
ブラジル日本会議としては、今後、ブラジルのためになる、ブラジルに適応した若者の育成をすすめていきたいとしている。広報担当にアルテ・グラフィカ会社経営の広田敏男さんを起用した。
同会議は、講演会開催に当たり「第一回皇居清掃に参加した団員たちは日本人の血に感激、生涯忘れられない感動を抱いて帰国しました。あなたも第二回に参加しませんか」と呼びかけ中。問い合わせ電話011・3107・6605(やすえ)、011・3346・8200(ツニブラ旅行社、ヒデ、ジュリオ)。