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英国人記者が退院=新型肺炎かどうか不明

4月12日(土)

 【アゴーラ紙十一日】新型肺炎『重症急性呼吸器症候群(SARS)』疑惑で、一日からサンパウロ市のアルベルト・アインシュタイン病院に入院していた英国人記者サリー・ブラワーさん(四一)が十日午前、退院した。
 ブラワーさんは、車椅子の上で笑みを浮かべて、病院を後にした。
 同病院のルドルフ・ハツラー医師は、「SARSウイルスに感染していたかどうかは、検査結果が出ていないのでまだ分からないが、世界保健機関(WHO)の指示に従った。今はほかの人に病気がうつる危険性はない」と保証。「ブラワーさんが完治したことが一番大事」と話している。