4月15日(火)
十一日午後、サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼスのモジ・タイアスペーバ街道で、カズヒロ・カトウさん(六五・農業)が所有するシチオに強盗が押し入る事件が発生した。犯行グループは三人組。カトウさんとその助手ジョアン・バティスタ・ヴィレティさん(五三)を縛って室内の物品を持ち去ったほか、二人を殴るなどして逃走した。
警察によると、武装した犯人はシチオの庭に隠れ、最初にヴィレティさん、続いてカトウさんを襲った。その後室内を物色したが、金が見つからないことから怒り、カトウさんらを殴ったという。三人組は音響機器や時計、日本刀、拳銃などを奪って逃走した。
モジ南部ではこの事件の一週間前に、モジ・ベルチオーガ街道のシチオで日系老夫婦が殺害される強盗事件が起きたばかり。連続するシチオ強盗に、住民の心は休まらない。