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年金上限2400レアル=実施は大統領の決断次第

4月16日(水)

 【フォーリャ紙八日】リカルド・ベルゾイーニ社会保障相は七日、INSS(社会保険院)により支給される年金の上限を二千四百レアルに調整することを認めた。同相によると、この案の実施はルーラ大統領の決断にかかっている。
 現在、上限は千五百六十一レアル五十六センターボ。上限を二千四百レアルに上げると、五三・六%の調整となる。この上限調整は最低賃金のそれに連動するものではないと同相は話す。また、最低賃金を超える年金や恩給の調整に、国内総生産の変動を含める可能性を同相は示唆した。
 同相は現行ルールでは六月に承認される、最低賃金を超える年金の調整を五月に前倒しする案も検討するとしている。