4月23日(水)
【フォーリャ紙六日】ポリーゴノ・ダ・マコーニャと呼ばれる麻薬密売人らがペルナンブーコ州で、時折麻薬密売も行うトゥルカ族のインジオらを武装させ、カブロボー市イーリャ・デ・アスンソンに位置する部落を暴力の渦に巻き込んでいる
麻薬密売インジオはサンフランシスコ川に沿った、接近し難い小島にある大麻栽培地の警備を担当する。トゥルカ族の酋長によると、ここ三年間で密売に反対したインジオが六人以上復讐のために殺され、インジオ以外も含めると、同地域で密売にからんで殺された人間は百人に上る。治安の悪化で子どもらが登校をやめたという。
インジオは相棒が密売にかかわっているかどうかあまり見分けがつかないが、密売人はリオ州の犯罪組織コマンド・ヴェルメーリョにまでつながっている。
国立インジオ保護財団(Funai)は同部落の麻薬密売撲滅のために治安対策を講ずるよう、ルーラ大統領に働きかけると発表した。