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「二足のわらじ」=一般職と芸術の両立目指す

4月25日(金)

 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙十七日】「二足のわらじ」をはく人たちのことが、ブラジルで話題になっている。医者、歯医者、ネイル・アーティスト(つめの美容師)などの専門技術職と、音楽関係などの芸術職との両立を目指す。
 アルジールさんは精神科の診療所で仕事をしており、一九七〇年代から作曲の仕事も始めた。
 芸術分野の職種を複数兼ねる人も多い。例えばコパカバーナで歯科医を営むグインガさんは歌手、作曲家、ギター奏者といったうらやましくなるような職種を兼ねる。音楽会があるときは、妻に診療を任せる。
 カルロスさんは月曜日から金曜日まで医者として仕事をして、週末はビオラを弾く。
 テレーザさんは書記、州立交通局、ネイル・アーティストなどの仕事を転々として、一方で歌手の仕事をしている。