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ボーイスカウト=ファルコン隊がバザー=四時間でほぼ売り切れ

4月25日(金)

 日系ボーイスカウトのファルコン・ペレグリーノ隊は十二日午後一時から、『バザール・ダ・ペシンシャ』をメサイス・フレイレ州立校(サンパウロ市ジャルジン・レオニダス区)で開いた。このバザーは隊の運営費捻出のために、恒例行事として年に二回行われており、今回で十五回目。
 バザーを開催するために関係者は年間を通じ、中古品収集キャンペーンを行っている。バザーでは家庭用品、日用品、電化製品、衣料品、学用品、雑貨、本、玩具類が安価で販売され、地元住民の評判も高い。
 当日は早朝より百人近いスカウトたちと父兄、関係者が総出で準備を行った。一時の開場には約五百人の来場者が詰めかけ、三、四時間後には準備された品物がほとんど売れ切れた。
 「このバザーは地元社会に貢献する役割もあり、スカウト育成に役立っています」と広田雅子渉外担当はその意義を語る。売り上げの二割は会場を提供した学校の父兄会に寄付される。続けて「今後さらに多くの方に協力、参加をお願いしたい」と呼びかけた。
 創立二十年を迎えた同隊は年間恒例行事として多くの催しを開いている。来月からはファルコンの夕べ(五月十八日)、フェイジョアーダ会 (六月二十九日)、うどん会の夕べ(八月二十三日)、カラオケ大会(日時未定)などが予定されている。
 なお、普段は毎週土曜日午後二時半から、(サンパウロ市カシンギー区ジョゼ・デ・モウラ・レゼンデ街700番)で活動を行っている。
 詳しくは広田(電話=3846・0905)まで。