4月29日(火)
二十六日サンパウロ市内の会場で開かれたミス・ブラジル・コンテストに、アマゾナス州代表として出場した日系の林アリーネさんは最終十人に残れず、夢にみた栄冠の座を逃した。
今年で四十九回を数えたコンテストの模様は同日午後十時から、バンデイランテス局で生中継され、林さんは二十七人中、唯一の日系の候補として注目されたものの、悔し涙を飲んだ。 ミス・シンパチアにセアラー州のミスが、第三位にパラー州のミスが入賞するなど同じ北伯勢の健闘が目立っただけに惜しまれる結果となった。
林さんは日系三世。十二歳から十四歳まで、日本で過ごした経験をもつ。日本語と英語を話し、現在はフランス語を学んでいる最中で、経営管理学を修了している。
趣味は旅行、車はアウディ。整形については「必要とあれば」と答えているが、『プレイボーイ』などの男性誌に出るつもりは「絶対にない」という。