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準青年 世界相撲の〝前哨戦〟=サレゾポリス 大会に300人参加

5月3日(土)

 リベルダーデ商工会(池崎博文会長)とブラジル相撲協会(赤木政敏会長)は、五月十七、十八日午前八時から、リベルダーデ広場特設土俵で、準青年世界選手権選抜大会を行う。今回の大会は、戦後移民五十周年、移民九十五周年を記念して大々的に行われる。会場は、(株)サンスイの協力で千八百人規模の屋根付き大観覧席が作られる。
 同大会に先立って、各地で予選が行われている。
 ノーバ・セントラル相撲協会(浅野厚作会長)は、四月二十八日午前九時から夕方六時まで、サレゾポリス市文化体育協会常設土俵で、「第九回ノーバ・セントラル相撲選手権大会」を催した。およそ三百人の参加者があった。モジ・ダス・クルーゼス、サンミゲル・パウリスタ、バーレ・ド・パライーバ、オザスコ、スザーノ、ABC、サンパウロ、サントアマーロから集った。選手達は、「散らし」(体を温めることを目的にして、何人かの相手と相撲をすること)、「三人抜き」(一人の選手が三人の相手に連続で勝利すること)のあと、試合をした。
 女性の部では昨年十二月に行われた世界選手権二位のフェルナンド・ダ・コスタ選手が、ライバルのサヌーザ・エリカ選手に「大外がり」で敗れるなどの波乱があった。
 フランシスコ・ロドリゲス・コヘーア・サレゾポリス市長によって、入賞者にトロフィー等が授与された。入賞者は以下の通り。
 [男子]幼々年の部D=一位カイオ・木本、二位マテウス・ダ・クルーズ、三位アリ・カルファン、同ブルーノ・デ・デウス。幼々年の部C=一位ギリェルメ・ファグンデス、二位シゲオ、三位レオナルド、同ケニー・岸本。幼々年の部B=一位キヨシ・横山、二位ケニー・岸本、三位ダニーロ・モレイラ、同エドアード・パイヴァ。幼々年の部A=一位フェリペ・石丸、二位ナタン・クリヴォイ、三位カズオ・ワリコダ、同レオナルド・アパレシード。少年の部=一位タレス・吉田、二位ユキオ・金久、三位フェリペ・石丸、同フェリペ・大城。準青年の部=一位ジュリオ・シーザー・ビエイラ、二位リカルド・古賀、三位ゼニッティ・クバガワ、同ヨシヒロ・ヒグチ。青年の部=一位タカヒロ・ヒグチ、二位ヨシアキ・木本、三位エジソン・森本、同タケシ・岸本。
 [女子]幼々年の部=一位ジェケリーネ・ダ・コンセイソン、二位ラファエラ・ダ・クルーズ、三位アレッサンドラ・ダ・シルバ、同ジュリアーナ・コンセロ。少年の部=一位アナ・クラウディア、二位エジネイア・北林、三位アンジェリカ・ソアレス。軽量級=一位ルシアーナ・渡辺、二位ジェジリーネ・リマ、三位エジネイア・北林、同カレン・森本。無差別級=一位サヌーサ・エリカ、二位ジャネイア・デ・デウス、三位フェルナンダ・パレイラ、同アンジェリーナ・ソアレス。
 [団体]一位サンパウロAチーム、二位ノーバ・セントラルチームAチーム、三位ノーバ・セントラルBチーム、同ノルテAチーム。
 七月二十六・二十七日には、アチバイヤ市で青年世界選手権選抜大会を行う。