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不法営業の露天商を一掃=サンパウロ市が強硬手段へ

5月6日(火)

 【アゴーラ紙三日】サンパウロ市は一日、営業許可を受けていないカメロー(露天商)を徹底排除する意向を官報で示した。セウソ・ピッタ前市長(一九九七―〇〇)のころに、不法営業のカメローを除去するよう裁判所命令を受けていたが、マルタ・スプリシー市長になってから実行に移すことになった。不法営業のカメローたちは、「サンパウロ市側が交渉に応じなければ、衝突は避けられない」と宣戦布告している。
 裁判所の命令を守るには、セー地区役所は六月までに監督官を六百人増やさなければならない。現在中心部を担当する監督官は三百人。予定通り六百人が加われば、計九百人の監督官がカメロー対策に赴くことになる。
 また現在同地区に三百人いる首都圏市民警備員(GCM)も、七月までにさらに三百人増える予定。合計千五百人の監督官やGCMが不法営業のカメロー撤去に当たることになる。この人数は今までの倍以上に当たる。
 サンパウロ市中心部には現在、約六千人のカメローが露店を並べている。うち市の営業許可を得ているのは千二百四十四人のみ。サンパウロ市は二十四時間体制でGCMを不法営業のカメロー対策に投入する計画を立てている。
 カメローが所属するサンパウロ州非公式経済労働者組合のジュラシー・サンパイオ氏は、「交渉がなければ衝突は避けられない。営業許可証がないカメローが働ける方法をサンパウロ市側から提案してほしい」と強気の姿勢を打ち出している。

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