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マラリア12件確認=ミナス州保健局 増加と推測

5月8日(木)

 【フォーリャ・オンライン七日】ミナス・ジェライス州保健局はこのほど、同州大ベロ・オリゾンテ圏リオ・マンソ市の農村地帯ソウザで、マラリア感染が十二件確認されたことを明らかにした。当局は二日から感染報告を受けていた。
 当局はまた、マラリア病原虫を媒介するハマダラカ属(Anopheles)の媒介蚊も、同地帯で多く発見されたと伝えている。
 同州マラリア対策部のヴァニア・セルビーノさんは、アマゾン地方の旅行中にマラリアに感染したソウザ区の住民が原因だとし、マラリアの症状が再発した時に蚊に刺され、周囲に広まったとみている。
 マラリアは、プラスモジウム属の単細胞のマラリア病原虫が赤血球に寄生して貧血を起こさせる病気で、高熱、悪寒、発汗などの諸症状を伴う。
 リオ・マンソ市保健局のアナイール・アモリン局長は、同市のマラリアの潜伏期間は十三日間から十七日間なので、「これから感染件数がさらに増えるだろう」と推測している。