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■19世紀の家屋崩壊=寝ていた男性死亡=サルバドール市

5月10日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】サルバドール市の歴史地区にある、十九世紀に建てられた三階建ての家屋が七日午後七時ごろに崩壊し、地下で寝ていた五十八歳の男性が死亡した。男性の遺体は八日午前三時ごろに発見された。
 市が八年前から崩壊の危険を警告していたにもかかわらず、同家屋には三十四人が住んでいた。崩壊後、消防士らががれきを取り除き、十二人を救出した。十二人はけがもなく、無事。
 同地区では二百軒ほどの古い建築物が崩壊の危機にさらされているという。