5月10日(土)
サンパウロ連邦大学老人医学研究所は今月十七日から来月七日にかけて、サンパウロ市内三カ所で、日系人を対象にした糖尿病の講演会を実施する。ポルトガル語のみ。無料。
日系人が糖尿病に罹患する割合が高いことから、初めて企画されたもの。サンパウロ日伯援護協会、救済会、日系高齢者研究グループなどが後援する。
講師は老人医学が専門のジャクェリーネ・タカヤナギ医師。病気の予防や病気との上手な付き合い方などを取り上げる。四十歳から六十五歳までの中高年が主な対象になる。
当日は、無料の血糖値検査も実施する。
関係者と共に七日午後来社したタカヤナギ医師は、「病気をうまくコントールしたら慢性になることはありません」と、多くの来場を呼びかけている。
日時場所は次の通り。十七日=三重県人会(ヴィラ・マリアーナ区リンス・デ・ヴァスコンセーロス街三三五二番)、三十一日=岩手県人会(リベルダーデ区トマス・ゴンザーガ街九五番)、六月七日=ACRE(ヴィラ・カロン区ヌーネス・ボルボア街二九九番)。講演開始時間はいずれも午後二時。
問い合わせ電話番号=0・XX11・3208・1866ー内線7(アパレシーダ)。