5月10日(土)
パラナ州クリチーバ市の警察自動車盗難対策課は五日、同市内の自動車修理業、ジョルジ・マサシゲ・ヨソヤマ容疑者(四五)ほか二人を、盗難車の売買および車体番号変造の容疑で逮捕した。七日付のパラナ・オンラインが報じた。
逮捕されたのはヨソヤマ容疑者、アマイルド・マルティニ容疑者(五三)、その息子の三人。五日夜、コンビ車に乗ったマルティニ親子が、ヨソヤマ容疑者の工場からベクトラ車の部品を運び出そうとしたところを、張り込み中の捜査員に摘発された。二人は、知らない男に荷物の運搬と運び出しを頼まれたと供述している。
その後、工場に入った捜査員は、敷地内の小屋で様々な自動車部品を発見した。ヨソヤマ容疑者はこの小屋を、マルティニ親子が車を解体するために貸していたと供述している。警察では、三人がヨソヤマ容疑者の工場で車を解体した後、マルティニ親子の経営する部品販売会社に部品を転売していたとみている。
調べに対し、三人の容疑者は、工場内の車のうち三台が盗難車であることを認めているという。警察は部品を積んだトラックを押収。他に仲間がいないか捜査するとともに、部品の特定を進めている。