5月16日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ミリアン・アチエサンパウロ市市議(社会民衆党)は十四日、バス会社、チラデンチス交通の社長がSPトランス(サンパウロ交通機関公社)の介入後も経営を続けられるよう、昨年末に便宜を計ろうとしたと告発された。
告発したのはサンチアーゴ運転手・車掌組合長。同市議は電話で「同社長が経営を続けることをあなたは認めないといけない」と話したと、組合長は市議会予算委員会で証言した。
同社で千百五十万レアルを横領したとして告訴されたシウヴァ容疑者は、同市議が口利き料として二十万レアルを受け取ったはずだと語った。同市議の取り計らいで同社は一月に昨年十月から続いていたSPトランスの経営介入を終了させることができたという。
同市議は組合長と話したことは認めたが、便宜を計ったことは否定した。