5月17日(土)
【オ・ジアリオ・マリンガ紙】マリンガ市議会はこのほど、大庫典雄加古川商工会議所会頭と舟坂勝加古川国際交流協会長の両氏に名誉市民証を与えた。兵庫県加古川市はマリンガ市の姉妹都市。市制五十六年を祝福するため、官庁関係者など二十二人からなる慶祝団が来伯した。
大庫会頭、舟坂会長は来伯せず、長谷川吉弘副会頭、樽本庄一市長が代表して、証書を受け取った。両市は姉妹提携を結んで今年で三十年を迎える。これまでに多方面に寄与してきた。名誉市民証の授与はマリオ・ホソカワ市議が働き掛けたことによって実現した。
ウエタ・シンイチ・マリンガ交流協会長によると、慶祝団は二万五千ドルをマリンガ市に寄付した。姉妹都市の加古川、レイリア(ポルトガル)、カセルタ(イタリア)との文化、社会、経済交流のために投資される。また、小企業向けの融資にも活用される。
稲岡貞男加古川元市長の息子、哲也氏は稲岡家の名義で二千ドルをACEMAに寄付した。
交流事業について、慶祝団は意見を出した。そのうち、マリンガ市に本拠を持つフットサルのチーム、ポッケーかアマフーザが加古川に赴いて、テクニックを披露するという案は実現可能だとみられている。