この業界は本当に日進月歩だ。しろうとの目には、毎日、技術革新が行われているように思える。
NTTドコモが、さきごろ初の腕時計型PHS電話機「リストモ」を売り出したところ、初日分千台がわずか十分間で売り切れたという。ボタンを押すと受話器の形に変わるほか、スピーカーを使えば、腕に付けたままで会話できる。価格は三万七千円(約九百二十五レアル)、月額基本料がかかる。
一カ月前、日本から来伯し、短期滞在している人に「リストモ」の話をしたら「聞いていなかった」。この種の話はニュースにならないほど、ありふれているのか、ほかにもたくさんあるのだろう。たいへんな世の中だ。
と、言うのがアトラザードなのかもしれない。腕時計型電話機、もうすぐ、ブラジルにも。(神)
03/05/17