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東西南北

5月20日(火)

 サンパウロ市の公共交通システムの再編で、多くの人々が自分のバス・ロタソンの路線が変更されたのかどうか分からず、迷っている。再編路線リストは十七日付の各伯字紙に掲載されたが、リストを見逃した人はSPTrans(サンパウロ交通機関公社)のホームページ(www.sptrans.com.br)で再編路線を確認できる。また同社のテレフォンサービス(156番/158番)でも情報が得られるとのこと。「二十四時間サービスの156番が良い。158番はお話中が多い」と、同社はアドバイスしている。
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 サンパウロ市第一部隊(PCC)の創設者の一人が十七日、サンパウロ市から北西部方向に二百八十二キロ離れたイアラス市の刑務所内で、PCCのメンバーである二人の囚人に首を絞められた上、胸をナイフで刺されて死亡した。被害者の愛人も同日刑務所を訪問後、帰り道の途中で射殺された。警察はPCC内の内部争いか個人的なえん恨が動機と疑っている。
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 移動式速度違反取り締まりレーダーが六月末か七月初めに二倍になってサンパウロ市に戻って来る。昨年十月までは二十台だったが、今回は四十台が運用される予定。レーダーのそばに交通技術公社(CET)の職員を配置するかどうか、運用会社が罰金から報酬を得るのかどうかをめぐって論議が起きている。
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 サンパウロ市南部イビラプエラ公園で開催されている中国兵馬俑展は十八日に閉幕する予定だったが、大好評で観客の足が絶えないため六月八日まで展示延長となった。まだ見ていない人は今がチャンス。十八日までに、すでに六十万人が訪れたという。週末は長蛇の列があっという間にできるので、早朝に行くのが無難。