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コラム オーリャ!


 TVグローボのドラマ「Malhacao」に出演中のダニエラ鈴木(二五)のインタビューが、十八日付TVプレス誌に掲載された。日系人ゆえに役者としての制限があるという。日本人顔だから「誰かの友だちか、恋人の役しかできない」。血縁から考えれば、彼女だけが家族の中で日系という役は考えづらく、かといって他に彼女クラスの日系俳優はそういないから、家族も構成できない。
 現在の役〃ミユキ〃は、ブラジル社会への適応に悩む十六歳の日本人高校生。TV初出演の「Uga Uga」以来、年々役者として成熟しているにも関わらず、与えられる役はどんどん年齢が下がり、ついに実年齢よりも九歳も下の役に。
 赤間学院での山崎チズカ監督の講演で「東洋系俳優が少なすぎる」「東洋系の存在感をもっと映画やTVに」と訴えていたのを思い出した。    (深)

03/05/21