5月29日(木)
日本貿易振興会サンパウロセンター(柳田武三所長,以下ジェトロ)と日本語普及センター(谷広海理事長)は共催で、「ジェトロ・ビジネス日本語能力テスト」を実施する。
今回は、レベル別の合否判定方式から「点数」による判定(等化得点制)方法に変更。テスト内容は、聴読解テスト(JLRT)。日時は十月十八日、場所は日本語普及センター。受験料は百レアル、申し込みは八月八日締切り。申し込み方法は、直接日本語普及センターに出向き、申込書に記入するか、遠方の場合は電話連絡の上で申込書の郵送も可能。
「ジェトロ・ビジネス日本語能力テスト」は、一九九六年から毎年開催し、昨年(第七回)までに延べ約一万五千人の受験者を数えている。本年は、サンパウロ市を含む世界十五カ国三十二都市で実施する。
これまで約二十年にわたり行われてきた日本語能力試験に加え、ビジネスに特化した試験の実施による日本語の普及・向上を目的として、昨年同テストを南米ではじめて実施した。その結果を進出日系企業などの職員採用時判断基準の一つとして使用されること、さらに、同テストが同種企業に勤めている職員自身のインセンティブになることを期待している。
テスト申込者は、昨年、述べ百十四人(受験者百四人)で、世界各都市の中でも有数の受験地となった。また、テスト結果も同テストの最高レベルレベルⅠの合格者数海外一位、十人以上の受験者があった都市においての合格率も同じく一位となった。