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日伯文化連盟=上原会長が辞職=文協会長に専念

5月31日(土)

 上原幸啓文協会長は、日伯文化連盟の会長職を今月限りで退き、六月から文協会長に専念することに決まった。すでに同連盟理事会でも承認されており、同様に伝田英二、松尾治の両文協副会長も同連盟理事を辞職する。
 代わりに同連盟会長には槙尾テルオ氏(六七、二世)が、六月十七日の臨時総会で正式に就任する予定になっている。槙尾氏は二十七年間同連盟理事職を続けてきたベテランで、リンス出身の弁護士。父親は岡山県出身で、第三回移民船で移住してきた。
 槙尾氏は「上原会長時代の事業を引き継ぐと共に、現在検討されている新プロジェクトを積極的に進めていきたい。今まで、文協とはあまり仲良いとはいえない状態だったが、これからは力を合わせて行く覚悟です」と抱負を語った。