6月3日(火)
リオ州エスタッシオ・デ・サー大学内で起きた女子大生狙撃事件を捜査していたA・シャーガス刑事(四九)が三十日夜、射殺された。第六警察署所属の同刑事は、元サッカー選手ジャイールジーニョのパーティーに招待され、市警二人と友人一人とともに車で向かっていた。リオ市南部パイネイラス街道で不審な車二台に囲まれ、銃撃戦となった。刑事は頭部を撃たれて即死。市警一人は三カ所負傷し重体。強盗と思われる二人は射殺され、残りの二人は逃走した。市警側は、女子大生事件とは関係ないとみている。
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サンパウロ州女性保護警察(DDM)はこのほど、毎年夫の暴力を受けている女性の告発件数が増えており、昨年は一九九四年と比べて倍増したと発表した。九四年は十一万四千件だったが、昨年は二十八万八千件まで増加した。同警察は、女性に対する暴力が増したのではなく、告発する勇気を持つ女性が増えたと解釈している。
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先週の寒波到来で、根菜類、果菜類が値上がりした。最高はキアーボで三八%上げた。シュシューが二八%、カボチャ二五%、ナスビ二〇%。これは寒さで温かいスープを作るため、需要が増大したことによる。一方、葉菜類は生産が伸びた上、消費が落ちて価格は暴落。エルヴァ・ドーセは四一%も下げた。
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サンパウロ市で、ショッピングセンターの駐車場での〃稲妻誘拐〃が増加している。当局によれば稲妻誘拐の三十件に七件はこの種の駐車場で起きている。駐車場は有料で、警備員も配備されているから安心だと信じる顧客の心理を突いている。犯人から見れば、客がどれだけ買い物をしたか、何を買ったかなど十分に下調べできる格好の場だ。