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PLオープン・ゴルフ=プロ・シニア阿部勝つ

6月5日(木)

 PLゴルフ・クラブ(田中信理事長)の第二十八回PLオープンが、去る五月二十二日から二十五日まで、開催された。プロ六十人、アマ百八十人、合計二百四十人が参加、プロの部はファビアノ・サントス(アルジャ)、プロ・シニアの部は日系の阿部ジョン選手が制した。アマの部は、R・バルセロス選手(サンパウロ)が、日系NO1の川原田アレックス選手を二打差で押さえ優勝した。
 二十五日の表彰式には田中理事長、野村義人ブラジル・ゴルフ連盟副会長、田中ナオハル・パウリスタ・ゴルフ連盟代表、アントニオ・ナシメント・ブラジル・プロゴルフ協会会長、ルイス・マルチンス・ウニバンコ代表らが出席、式後のカクテル・パーティで参加者と親しく歓談のひとときを過ごした。入賞者は――
 [アマH22~28]1パウロ・ショ(SB)、2田村T(PL)、3川崎H(PL)、[同H16~21]1E・Rシュニャ(FP)、2C・Pネット(QB)、3J・Dジュニオル(SB)、[同H10~15]1Aサントス(PC)、2島袋M(AG)、3C・Sキン(CP)、[同H0~9]1F・Cピント(SJ)、2P・W・Wウイ(SP)、3Tエシェンキ(GG)。
 ▽スクラッチ、1J・Mカバリエリ(GC)148、2川原田(AG)150。(二十四、二十五日)
 [プロ]1Fサントス(AG)288、2R・Cバルセロス(SP)290、3A・Jペドロ(AG)291(四日間のトータル)
 [プロシニア]1阿部J(SF)149、2Mマンシニ(PGA)153、Mカルバリョ(GS)153(二日間のトータル)。
 野村連盟副会長は「二十八回と回を重ね、二百四十人の参加は喜ばしい。この大会はプロ部門の発展に有意義であり、近い内に世界レベルになることを期待する。プロ、アマが両輪になってブラジルのゴルフ界の発展をめざすのが理想。協力関係者に感謝の意を表し、大会の成功を称えたい」と話していた。