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市長が〝歓迎状〟渡す=リンスの「1日総領事館」で

6月5日(木)

 サンパウロ総領事館(赤阪清隆総領事)は、二十一、二十二日の両日、リンス日伯文化体育慈善協会(安永和教会長)で、在外選挙登録など領事事務一般に関する領事無料出張サービスを実施した。
 総領事館からは、小嶋義則戸籍担当領事と職員二名が出席し、安永会長、佐藤善郎元議会議長、婦人部部員らが会場整理、通訳などの応援に加わり、選挙登録、婚姻届、死亡届などが受付されたほか、旅券の取り方、査証の取り方などの相談がいずれも無料で行われた。
 両日で合計約四十名が来場し、在外選挙登録十四件、死亡届十九件、婚姻届四件が受付された。その他戸籍国籍の相談八件、旅券、査証、在留証明などの各種相談に対し、領事自らが問題解決のために懇切丁寧に助言をしていた。
 当日は、親日派のヴァウデレス・ヴェジアト・モヤ市長が会場を訪れ、日系人の活躍について歓談するとともに、小嶋領事に対し今回の出張サービスに対する歓迎状が手渡される一幕も見られた。
 小嶋領事は「昨年は二十六地方を、今年もリンス市まで九地方を出張サービスで訪問しましたが、どこの地方でも、手続きが簡単に済んで良かったという感謝の声を聞きます。みなさまと直接お会いして話をすると、電話や書面では分からない色々なことが伝わってきますので、適切な助言が出来ると思います」と、語った。
 出張サービスの詳細は同館日系社会班(電話11・287・0100)まで。今後は、六月十一日にマウア市に出張予定。