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愛におぼれる女性=1万人がグループ治療

6月6日(金)

 【エポカ紙】TVグローボの夜八時のドラマ「ムリェーレス・アパイショナーダス(恋する女たち)」で、夫への愛にとりつかれ、「愛におぼれた無名女性の会(Mada)」につれていかれる女性が登場するが、同会は実在する。
 現在、一万人の女性がブラジルMadaに参加する。グループ治療で参加者は、他のメンバーの話に自分の姿を見い出す。助けを求める参加者の多くは絶望しているが、助けを求めるのは回復の第一歩で、強迫観念に取り付かれている人の多くは病的振る舞いを無視する傾向があるという。
 食欲低下、不眠、相手を想うことをやめられないといった恋の情熱に耐えられるのは情熱が短期間しか続かないからだ。自己評価が低く、捨てられるといつも考える人は四六時中愛されている証拠を求め、相手にくっついていたいと望む。それが相手をつけ回したり、過度に気を引いてみたり、しっとに狂ったりさせる理由だ。