ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | リオで土砂崩れ=50トンの岩落下、6人圧死

リオで土砂崩れ=50トンの岩落下、6人圧死

6月11日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】九日朝、リオデジャネイロ市ニテロイ区モーロ・ド・ピーレス山の上から五十トンの岩が三軒の家の上に落下し六人が死亡した。住民の話では、事件のあった午前一時半ごろ、大量の雨が降った。消防隊によれば、まだ土砂崩れの起こる可能性がある。落下した岩は別の家にも達しており、この家が崩壊する可能性もあり、防災庁はこの家に近づくことを禁止している。
 アウセニールさん(六七、恩給生活者)と、ひ孫のヴィトーリアちゃん(四つ)が最初に死亡した。ヴィトーリアちゃんの両親は家から脱出して助かった。その隣家からはアミウトンさん(三八)と妻のマルレッテさん(三五)の遺体が見つかった。同日午後になって、消防隊と防災庁の隊員・職員からなる五十人の捜索隊がアミウトンさんの子ども二人(一二、八つ)の遺体を見つけた。マルレッテさんの妹マルレーネさんは、二人の子どもと家を脱出することができ助かった。