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パレイラ体制後初勝利=コンフェデ杯に弾み

6月13日(金)

 十八日にフランスで開幕するコンフェデ杯に出場するサッカーブラジル代表は十一日、ナイジェリアで同国代表との親善試合に挑んだ。今年一月のパレイラ監督就任後、勝ち星のないセレソンは代表未経験を含む若手主体のメンバーで構成しながらも三対〇で完勝。リヴァウドやロナウド、ロベルト・カルロスらW杯優勝メンバーの不在を感じさせない選手層の厚さを改めてアピールした。
 先発のうち、昨年の「フェリペファミリー」はわずか三人。しかしながら、昨年までパレイラ監督が率いたコリンチアンスで活躍したジルとリカルジーニョ、クレーベルが左サイドに配置したさい配が、チームにリズムを与えた。
 前半三十三分にジルが先制すると、国内最高のFWルイス・ファビアーノが四分後に追加点を挙げ試合の主導権を握った。後半三十五分にもクレーベルが左から上げたクロスのこぼれ球をイタリア・セリエAで活躍するアドリアーノが叩き込み、試合を決めた。
 セレソンは十九日のコンフェデ杯初戦でカメルーン代表と対戦する。