6月17日(火)
ブラジルベテラーノ陸上連盟は、「第七回全伯ベテラーノ陸上競技大会」を催す。日時は二十、二十一、二十二日の三日間、午前八時半に競技開始。今年、改装されたイビラプエラ総合運動場で行われる。同大会には、全伯から毎年四十五歳以上の選手が、千五百人以上参加。選手は、五歳ごとのカテゴリーに分かれて日ごろの練習の成果を試す。
同大会に参加する競技者の一人、山本茂さん(七六)は砲丸投げ、やり投げ、円盤投げなどの投てき種目に参加予定。山本さんは、さきのリオの同大会で砲丸、やり、円盤投げで優勝、九三年の沖縄で行われたアジア大会砲丸投げで優勝など、数々の大会で好成績を収めた。
「八一年にイビラプエラベテラーノ会に参加したのが、競技を始めたきっかけ。同連盟の日曜の練習とともに、毎日五キロの散歩と腕立てふせを二百五十回行っている。陸上競技は、誰でも行え、健康増進に役立つ。初心者でも、昔陸上をしていた人でも、近隣のグループにぜひ参加して欲しい」と、陸上競技への参加を呼びかけた。