6月18日(水)
和太鼓「倭」のメンバーの一人としてブラジル国内で、和太鼓の演奏活動に活躍する木下節生さんが新たなグループ「生」を結成。今年八月からサンパウロやクリチーバなどブラジル各地で公演を予定している。
木下さんはマッケンジー大学を卒業後、一九九〇年から奈良県の天理大学に留学し、和太鼓と出会った。九五年から九八年まで再び渡日し、同県内の和太鼓グループ、「倭」の一員としてバチを握った。
今回、木下さんを中心に結成した「生」は木下さんを含む五人から構成され、日本から寺口久美子さんと佐々木遼一さんも参加する予定だという。
八月五日にサンパウロの国際交流基金で開かれるオープニングイベントを皮切りに、クリチーバやロンドリーナ、サントス、リオデジャネイロなど各地で十二公演を予定。また、今後も追加公演の可能性もあるという。
十三日にニッケイ新聞社を訪問した木下さんは「プロとしては初めての公演となるので、ぜひ足を運んで欲しい」と話していた。
詳しい問い合わせなどは木下さん(11・5078・8430)へ。