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東西南北

6月19日(木)

 二日連続の地下鉄ストで、渋滞など市民に迷惑をかけたことに対しアウキミン知事は、「不当なストである」と発表した。同知事は、地方労裁の「ピーク時間は電車を一〇〇%運行させよ」との命令に逆らったことで、メトロ職員労組は一日に二十万レアルの罰金を支払わなければならないと指摘。「市民は一労組の人質ではない」と厳しく批判している。
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 サンパウロ市イピランガ区の住居で十七日、年金生活者のMさん(六三)が毒殺される事件が発生。娘のVさん(四五)によると、「帰宅時に、武装したピエロの覆面男に襲われた。屋内で男はわたしと母の手足を縛り、カリウムと思われる液体を口に流し込んだ。わたしは腕に同じ液体を注射でうたれ、首を締められ気絶。後で気を取り戻し、母が死んでいるのを見て、上で寝ていた姪(一九)を起こした」。Vさんは麻酔技師で、州立公務員病院外科センターの理事。姪はMさんの隣りに寝ていたが何も気付かず、男も何も盗まずに逃走した。Vさんの首筋や口にかすり傷、腕には針の跡があり、失禁していた。アゴーラ紙は〃不思議な事件〃と記している。
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 サンパウロ州モコカ市にある州立小・中学校二校で、生徒が泥酔して登校するという事例が二カ月の間に十件あった。同市の児童保護協会が告発した。同市の救急病院の中には、一日で六人の生徒を診察した所もある。うち一人は九歳の女の子で、残りは九歳から十三歳だった。学校の教師は、授業中に生徒が笑ったり寝たりするのでおかしいと思っていたと証言。近く、児童にアルコール飲料を売ったバールを捜査する。