6月24日(火)
ブラジル出稼ぎ者協会(ABD)は移民の日の十八日、日系出稼ぎ者が帰国した際の就労援助を請う提案書を零細企業支援サービス機関(Sebrae)に提出した。
同提案書はブラジル国民が自営業を開くための能力を有しているかを検討。計画案の目的の一つは、出稼ぎからの帰国者がブラジルへの定着を円滑にするため、その能力を役立てること。ABDは計画提案が、国外で長期就労する出稼ぎ者に対し、就労の認識を深める場を提供できることも期待している。
日本国法務省によると、同国には二十六万五千人のブラジル人が滞在、年間二十億米ドルがブラジルに送金されているという。