6月26日(木)
十二日に勲五等旭日章を受章した森昇氏(七八)の受章祝賀会が二十四日夜、モジ市内のリゾート・ヴィラージ・ゴルフ・クラブ(ジュンジアペーバ)で行われ、市内の企業家、政治家ら著名人二百二十人が盛大に祝った。二十五日付モジニュースが報じている。
森氏はイピランガ病院の創立者として市民の医療に貢献し、八九年から九二年まで同市副市長としても務めた。〇一年からモジ文協を中心に叙勲申請が行われ、二年がかりで今回実現した。同文協の渡部悟会長は「日本人にとってさえ大変難しいのに、日系人にとっては更に困難なこと」と語った。
森氏は何の自己賞賛もせず「嬉しいです」とだけ語り、控えめに受章の気持ちをあらわした。安部順二モジ市長は「この受章は我々みんなにとっても誇り。ドトール森のような立派な方がいらっしゃる町は本当に少ない」と胸を張った。