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ガソリンスタンド 11カ所に閉鎖命令=アルコール多量混入 サンパウロ市

6月27日(金)

 【アゴーラ紙二十六日】サンパウロ市で二十五日、石油庁(ANP)がガソリンスタンド立入検査を実行し、十一カ所が閉鎖された。
 石油庁が検査したガソリンスタンドは十二カ所。うち五カ所は安全性の面で違反しており、即座に閉鎖を命令された。ほか六カ所は、ガソリンに混ぜるアルコールの分量が指定分量(全体の二五%)より多かった。最後の一カ所は、安全保障のため工事を行うよう注意されただけで、閉鎖には至らなかった。
 安全性の面で石油庁の監督官が重視したのは、ガソリンスタンド側が、タンクからガソリンが漏れていないという保証書を所持していないことだった。同庁は八月、さらに百六カ所のガソリンスタンドを検査する予定でいる。
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 [大統領のガソリンも×]
 連邦直轄区環境局は二十五日、プラナウト宮のガレージにある給油機の使用を禁止した。同機は、ルーラ大統領の専用車を給油していた。
 また海軍・空軍基地の給油機の使用も禁じられた。禁止の理由は発表されていない。