クジラを見に行こう！＝アブローリョス国立海洋公園

6月27日（金）

　バイア州カラヴェーラスから５８ｋｍ沖にあるアブローリョス列島は、７月から１１月にかけてバレイア=ジュバルテ（ザトウクジラ＝学名　Megaptera novaeangliae）が訪れることで有名だ。
　アブローリョス列島は、サンタ・バルバラ島、スエステ島、レドンダ島、グアリッタ島、シリーバ島の五島からなる。２０年前、ブラジル初の国立海洋公園が同列島で創設された。
　南大西洋の生物多様性を保護するアブローリョスは、自然の素晴らしさを人々に教えてくれる。その美しさに、経験豊かなダイバーたちも感動するという。
　海中の視界は、天気が良い日には深さ２０ｍに及ぶ。水温も平均２４度と心地よい。アブローリョスの海には、１６０種の亜熱帯魚や３種のウミガメが住む。サンゴも１８種あり、バイア州沖でしか見られないものもある。