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東西南北

7月1日(火)

 フォーリャ・オンラインは三十日午前、サンパウロ市地下鉄(メトロ)職員らが、同日夕方の会議次第ではきょう一日からスト入りする可能性があると報道した。メトロ職員らは、五月二十九日に地方労裁がメトロ側に命じた価格調整一八・一三%分の支払いを求めているが、メトロ側は「支払いは無理」と命令に逆らっている。職員らは先週、二日間にわたってストを決行し、約二百六十万人の市民の足を奪った。
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 アゴーラ紙はこのほど、三大携帯電話会社の携帯電話をサンパウロ州内でテストした。テストされたのはBCP、TIM、VIVOの携帯電話で、モデルはすべてNOKIAに統一。四百七十七回行われた通話のうち、問題が最も少なかったのはBCPだった。携帯電話の主な問題▼BCP=会話が幾度も途切れて聞き取りにくい▼TIM=雑音が入る▼VIVO=通話音量が低い。
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 デング熱はサンパウロ州全体で減っているが、リベイロン・プレット市では一七・九%増えた。同市とバリーニャ市合わせて千二百七十件が登録された。両市で昨年は千七十七件だった。サンパウロ州は昨年比五五%減の一万八千七百四十五件。リベイロン・プレットの増加は、第三のビールスだと説明する人もいる。
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 サルバドール市から四百五十キロ離れたイタブーナ市の病院に脳出血で入院していた年金生活者の男性が亡くなったと、家族が電話で連絡を受けた。死亡証明書を受け取った家族は四百レアルの棺桶を買い、埋葬の準備をしたが、遺体引き取りの際に別人を発見。死亡者が同じ病気、同じ病室で男性の横に並んで入院していたために取り違えが起こったという。男性はまだ入院中。