7月3日(木)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】ゴイアス州リオ・ヴェルデ市は、大豆景気で沸いている。同市へ落ちる大豆と綿花の売上金は七億九千万レアル、昨年同期比で七%増の成績。
市の盛況は、輸入車のはんらんで一目瞭然(りょうぜん)。十万レアルのシトロエン高級車売り上げは、代理店中でトップ。三菱自動車の代理店は、六万二千レアルのL200が人気の中心という。
洋品類では輸入衣服のFORUM、ZOOMP、TRITONが人気を呼んでいる。自家用機に乗って、サンパウロ市へ行く人も多い。同市ショッピング・センターもなく、映画館も一カ所だけでお金を使う所がない。
市へ入る税収は、昨年が二百十四万レアル。今年は八百万レアルの税収予想だ。大豆や綿花の加工工場でADM、CARGILL、COMIGO産組など大企業が目白押しだ。
アグリビジネス関係の企業が、二年間に二千社も設立された。大学も二校設置された。人口は二年間で、一万五千人増えた。市民がぜいたくになって、生活費も高騰している。