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土木技師を暴行=リオ州=カメラが7人とらえる

7月9日(水)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙八日】五日午前四時四十分、リオデジャネイロ州ヴォウタ・レドンダ市の中心街にある橋の上でマウロ・シウヴァさん(三五、土木技師)が七人の若者に殴る蹴るなどの暴行を受けたうえ、橋の上から放り投げられる事件があった。シウヴァさんは鼻、腕の骨を折られ入院した。医者は脊椎も骨折していると診ている。
 第九三警察のゴウラート署長は、事件は計画的な犯行によるものとみて捜査している。犯人グループ七人は事件のあった同市の隣にあるバラ・マンサ市に住み、殺人未遂の容疑で起訴された。被害者と容疑者七人はバーラ・ド・ピライー市で開かれた農畜産展で会い、女性問題でトラブルがあったと警察ではみている。被害者が展覧会場を出たあと、七人は二台の車で跡をつけ四十キロ来たところでシウヴァさんを襲った。事件の一部始終はヴォルタ・レドンダ市が設置した防犯カメラがとらえた。七人は暴行を加えたあと、高さ三メートルの橋からシウヴァさんを投げ捨てた。
 ゴウラート署長によれば、七人は昨年十月、バラ・マンサ市に住む企業家のジュアレス・アウヴェスさんの家を襲った容疑がある。息子を襲うことが目的だったが不在だった。七人は野球のバットで家具を壊して逃走した。