7月9日(水)
きょう九日は「護憲革命の日」で、サンパウロ州は休日となる。サンパウロ市南部イビラプエーラ公園ペドロ・アウヴァレス・カブラル通りのオベリスコ(護憲革命記念碑)前で、軍警が午前九時十五分から記念式典を行う予定。フォーリャ紙によると、銀行、郵便局、保健所は閉業となる。商店、ショッピングセンター、朝市、市立市場、サコロンなどは通常営業。薬局や救急病院はプラントンとなる。サンパウロ市のロジージオ(車両乗り入れ規制)は解除される。
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サンパウロ市内の車を取り締まる交通警察の数が七日から、軍警九百八十六人を増員したことで六〇%増えた。来月さらに増強する。〇四年一月までにサンパウロ市内の軍警二万人すべてに、取り締まる権限を与える。軍警は一日平均五千人を交通取り締まりに充てる能力がある。軍警は、交通違反一件につき三八・一四レアル受け取る。総計六万件以上になると、一件三〇・五一レアルの軍警収入となる。
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イギリスのサンダーランド大学の調査で、ブラジル人男性が世界で最も嫉妬深いことが明らかになった。最も嫉妬深くないのは日本人男性。同調査は各国の出生率を嫉妬深さの基準とした。先進国と比べて出生率が高いブラジルでは、相手女性が他の男性と関係を持つ可能性を男性は危惧しがちだという。出生率の低い日本の男性は全く逆とされている。
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クリスタリア製薬が国産の性欲促進剤を来年、レヴィトラとシアリスの商品名で廉価市販をする。現在は臨床実験を行っている。先発のヴァイアグラは四錠で九十レアルしているが、それに劣らぬ品質で、原料は一〇〇%国産。効果は即効的で持続時間はヴァイアグラの四〇%。同社は病院専用薬を製薬してきたが、初めて薬局向け市販をする。